採用情報

0463-32-0015(代表)
※お間違えのないようお願いします

休診日: 土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)

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専攻医(常勤)の募集

内科専攻医

①当院が基幹施設となるプログラム

 当院が内科専門研修基幹施設となるプログラム(平塚市民病院内科専門研修プログラムA)では、連携施設として、慶應義塾大学病院、横浜市立大学附属病院、東海大学医学部付属病院、茅ヶ崎市立病院、横浜市立市民病院、平塚共済病院、国際医療福祉大学熱海病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、東京歯科大学市川総合病院、川崎市立川崎病院、国立病院機構東京医療センター、東京都済生会中央病院、さいたま市立病院、横浜労災病院、東邦大学医療センター大橋病院、新百合ヶ丘総合病院、聖マリアンナ医科大学病院および済生会湘南平塚病院(特別連携施設)があります。
 プログラムの詳細は、下に示すPDFファイルをご参照下さい。
(但し、連携施設の追加や研修期間等多少の変更点があります。変更点については下記連絡先までお問い合わせ下さい。)

②当院が連携施設となるプログラム

 慶應義塾大学、横浜市立大学、東海大学、北里大学、杏林大学、東京医科大学、横浜市立市民病院、茅ヶ崎市立病院、国際医療福祉大学熱海病院、東京歯科大学市川総合病院、川崎市立川崎病院、国立病院機構東京医療センター、東邦大学医療センター大橋病院、町田市民病院、聖マリアンナ医科大学病院、さがみ林間病院の連携施設として、当院で1-2年間の研修を行うこともできます。
 プログラムの詳細は、下に示す各基幹施設のWebサイトをご参照下さい。

問合せ

平塚市民病院

副病院長
高木 俊介
ご相談連絡先
平塚市民病院専門研修委員会
病院総務課 総務担当
Tel:0463-32-0015
E-mail:byoin-s@city.hiratsuka.kanagawa.jp

プログラム

①当院が基幹施設となるプログラム

②当院が連携施設となるプログラム

  • 慶應義塾大学 内科専門研修プログラム
  • 横浜市立大学 内科専門医育成プログラムF
  • 横浜市立大学 内科専門医育成プログラムC
  • 東海大学医学部付属病院 内科専門研修プログラム
  • 北里大学病院内科 専門医研修プログラム
  • 杏林大学病院 内科専門研修プログラム
  • 東京医科大学病院 内科専門研修プログラム
  • 横浜市立市民病院 内科領域研修プログラム
  • 茅ヶ崎市立病院 内科専門研修プログラムA
  • 国際医療福祉大学熱海病院 専門研修プログラム
  • 東京歯科大学市川総合病院 内科専門医研修プログラム
  • 川崎市立川崎病院 内科専門研修プログラム
  • 国立病院機構東京医療センター 内科専門医育成プログラム
  • 東邦大学医療センター大橋病院
  • 町田市民病院 内科専門研修プログラムA
  • 聖マリアンナ医科大学病院 内科専門医研修プログラム
  • さがみ林間病院 内科専門研修プログラム

平塚市民病院 内科専攻医研修の特徴

 当院は湘南西部二次医療圏に属し、救命救急センターを併設し地域の中核病院として急性期医療を担っています。救急診療の他にも神奈川県がん診療連携指定病院として、がん診療等を含め積極的に治療を行っております。症例数が多く疾患の種類も多岐に渡るので、当院で研修することで、初期治療から専門的治療まで内科医として必要な研修を行うことが可能です。
 研修の方式として、サブスペシャルティに重点を置くことも、スーパーローテーションに重点を置くこともでき、専攻医の希望に応じてフレキシブルに行います。
 どちらに重点を置いた場合でも、内科全体で専攻医の研修がスムーズに行われるようにサポート体制を作り、指導医同士が連絡を取り合って、症例の経験がきちんと行われているかどうかなどを横断的に評価していく方針としています。そのため日本内科学会専攻医登録評価システム(J-OSLER)への登録もスムーズに行え、症例が不足するような心配もありません。

各診療科の専攻医研修の特徴については、以下をクリックしてご覧下さい。

ご不明な点は、お気軽に上記【問合せ】へご連絡下さい。

腎臓内分泌代謝内科

 当科は慢性腎臓病そして腎不全・透析、高血圧症、糖尿病、肥満、脂質異常症、内分泌疾患(副腎、甲状腺、下垂体など)など幅広く診療します。緊急透析、CHDF、内分泌緊急症など急性期医療にも対応しています。日本腎臓学会、日本内分泌学会、日本糖尿病学会、日本透析医学会、日本高血圧学会、日本内科学会の教育施設で、指導医より専門的な教育を受けることができます。

腎臓内分泌代謝内科 研修目標

腎臓
  • 血尿、蛋白尿などを契機とした腎疾患の診断
  • 電解質異常の原因精査、加療
  • 急性腎障害・慢性腎臓病に対する精査、加療
  • 末期腎不全患者に対する腎代替療法の提示ならびに導入内分泌、糖尿病
  • 内分泌性高血圧の診断、治療
  • 糖尿病患者の血糖管理
  • 下垂体疾患、甲状腺疾患の診断、治療
  • 内分泌機能試験の経験
内分泌、糖尿病
  • 内分泌性高血圧の診断、治療
  • 糖尿病患者の血糖管理
  • 下垂体疾患、甲状腺疾患の診断、治療
  • 内分泌機能試験の経験

腎臓内分泌代謝内科 研修内容

  • 入院診療
    腎臓内分泌代謝内科の入院ベッド数は、約50床です。後期臨床研修医師は、腎臓内分泌代謝内科のスタッフ医師とペアとなって、10名前後の患者を受け持ちます。腎臓、内分泌、糖尿病の患者をバランス良く受け持ってもらいます。
  • 外来診療 / 救急診療
    半日を1コマとし、週2コマ内科救急当番(救急外来および予約外患者)を担当して頂きます。困ったらいつでも相談が可能です。
  • 腎代替療法
    血液透析、腹膜透析、持続緩徐式血液濾過透析などの血液浄化療法を研修してもらいます。
  • 腎生検
    ネフローゼ症候群、急性腎障害などに腎生検を行い、治療方針を決めています。年間30例程度施行していて手伝って頂いています。
  • 内分泌機能検査
    各種内分泌機能検査を経験し、結果の評価を行います。副腎静脈採血を手伝い、結果の評価を行います。
  • 糖尿病
    糖尿病教室の手伝い、内服治療の選択、インスリン指導、患者指導を行います。
    糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖状態、低血糖に対する代謝管理を行います。
  • カンファレンス
    看護師、薬剤師、管理栄養士を含めたカンファレンスを週1回、透析カンファレンスを週1回行っています。
  • 学会発表
    クッシング症候群(AIMAH、周期性クッシング病)、褐色細胞腫、原発性アルドステロン症などの内分泌性高血圧や、糖尿病、下垂体疾患、甲状腺疾患が多く経験でき、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内分泌学会、日本内科学会、日本甲状腺学会などの学会で報告を行うよう指導します。学会で行った発表を論文化するよう指導します。
     主な学会発表の掲載ページへ
     主な論文発表(邦文論文)の掲載ページへ
     主な論文発表(英文論文)の掲載ページへ

消化器内科

 西湘地域の中核病院として、消化管および肝胆膵の消化器系疾患全般に対し幅広く診療を行っています。最新の医療機器と医療技術を駆使して、正確な診断と的確な治療を目指しています。消化器疾患の診断・治療には、放射線科・外科との連携が極めて重要であることから、他科との合同カンファレンスを含めて週4日カンファレンスを行うなど、チーム医療を実践しています。
 急性期医療にも積極的に取り組み、消化管出血や閉塞性黄疸等の緊急性の高い疾患には、休日も含め24時間対応しています。またインフォームド・コンセントを通して、常に患者との間に厚い信頼関係を構築し、心優しい医療を実践することを念頭において日常診療に従事しています。

消化器内科 研修目標

 平塚・湘南地域の中核病院である当院には、緊急を要する急性腹症や吐下血患者が数多く搬送あるいは紹介受診します。急性腹症と言っても消化器以外の疾患であることも多々あり、他科の疾患も含めた幅広い知識を必要とします。日常診療で高頻度に遭遇するこれらの疾患を数多く経験することは、消化器内科としても一般内科医としても大切な経験となります。内視鏡的止血術、食道胃静脈瘤の内視鏡治療、胆管炎に対する内視鏡的あるいは経皮的ドレナージを緊急で行う必要がある場合には24時間体制で行います。
 また、緊急を要する消化器疾患と並んで消化器内科医にとって重要なことは消化器悪性腫瘍の診断・治療です。日本人の死因の約30%は悪性新生物で、その半分は消化器悪性腫瘍です。それらの消化器悪性腫瘍を早期発見し、治療法を選択、さらに胃癌・大腸癌の内視鏡治療や肝臓癌のラジオ波療法など侵襲の少ない治療を自らが行ったり、高度進行癌に対する化学療法や緩和医療を行うことも消化器内科医の役割であり、これらには専門的な知識と技術を要します。当院においては、救急医療および消化器悪性腫瘍の診療を中心に、潰瘍性大腸炎やクローン病などの慢性疾患の治療なども経験できます。
 このように幅広い消化器疾患の診療に携わり、消化器内科医としての基礎を築くとともに、興味をもった分野に関しては深く掘り下げ、レベルの高い医療を提供できるよう修練していくことが、後期臨床研修の目標と考えています。

消化器内科 研修内容

  • 入院診療
    消化器内科の入院ベッド数は、約50床です。後期臨床研修医師は、消化器内科のスタッフ医師とペアとなって、8-12名の患者を受け持ちます。
    後期臨床研修には、消化器内科以外の分野でも、経験すべき症例が数多くあります。従って、入院患者を受け持つ際に、他科と綿密に連携し合い、受け持ち患者を決めるように致します。
  • 外来診療 / 救急診療
    半日を1コマとし、週2コマ内科救急当番(救急外来および予約外患者)を担当して頂きます。困ったらいつでも相談が可能ですので、心配はいりません。
  • 消化器内視鏡
    上部消化管内視鏡検査を週2コマ行います。スタッフ医師の指導の下で研修します。ルーチン検査に慣れて来たら、内視鏡的止血術や各種処置内視鏡を行います。下部内視鏡検査に関しては、スタッフ医師の指導の下、研修の秋ぐらいから行います。慣れて来たら、内視鏡的大腸粘膜切除術(EMR)ができるように指導します。
  • 肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)
    IVR専門医の資格を有する放射線科スタッフ医師の監督の下で研修します。
  • 経皮ドレナージ治療 / 肝癌ラジオ波熱凝固療法(RFA)
    胆管炎、胆嚢炎、肝膿瘍に対する緊急の経皮胆管/胆嚢/肝膿瘍ドレナージや、肝癌のラジオ波熱凝固療法(RFA)を消化器内科あるいは放射線科スタッフ医師の監督の下で研修します。
  • カンファレンス
    外科、放射線科とのカンファレンスを含め、週に4回カンファレンスを行っています。
  • 学会発表
    消化器病学会や内視鏡学会などの学会で症例報告を行うよう指導します。

循環器内科

 平塚市民病院は410床の総合病院で、平塚・湘南地域の医療を担う中核病院です。循環器内科は1972年に開設され、今まで24時間・365日体制で平塚・湘南地域の循環器診療に当たってきました。平成25(2013年)年1月1日には循環器内科、心臓血管外科、血管外科、放射線科が一体となって治療にあたる心臓大血管センター(令和4年4月から「心臓大動脈センター」に改称)を立ち上げ、心臓病、大動脈瘤から末梢動脈、静脈疾患まで心臓大動脈センターで一貫した治療を提供することが可能となりました。心臓大動脈センターは平塚市民病院の総力を結集して前進しています。

循環器内科 研修目標

 当院での後期研修の目標は、日本循環器学会認定循環器専門医資格の取得はもちろんのこと、平塚・湘南地域の中核病院である特色を生かして、プライマリーケアをはじめとした幅広い循環器疾患の診療経験を重ねて循環器内科医としての基礎を学ぶとともに、心臓カテーテル検査や不整脈治療など高度な専門医療の知識および技術を習得することです。最終的には一人の循環器内科医として自立して循環器診療に当たり、循環器学を通して社会に貢献することができる人間を育成することを目標としています。

循環器内科 研修内容

  • 入院診療
    消化器内科の入院ベッド数は、約50床です。後期臨床研修医師は、消化器内科のスタッフ医師とペアとなって、8-12名の患者を受け持ちます。
    後期臨床研修には、消化器内科以外の分野でも、経験すべき症例が数多くあります。従って、入院患者を受け持つ際に、他科と綿密に連携し合い、受け持ち患者を決めるように致します。
  • 外来診療 / 救急診療
    外来診療は非常に勉強になりますが、外来診察室で瞬時の判断を求められることがあり、経験が必要とされます。当院では循環器内科外来は毎日2部屋で並列して行っておりますので、一人で診療を行うことはなく、困ったらいつでも相談が可能です。慣れてきたら週1日の外来診療を担当して頂きます。また、半日を1コマとし、週2,3コマ救急当番(救急外来および院内からのコンサルト)を担当して頂きます。
  • 心臓カテーテル検査
    当院では心臓カテーテル検査を毎週火曜日、水曜日、金曜日に行っております(緊急症例は24時間・365日対応)。昨年度の当院での心臓カテーテル検査実績は以下の通りです。
    <心臓カテーテル検査 400件>
    <経皮的冠動脈形成術 187件(うち、緊急症例84例)>
    研修開始後は心臓カテーテル検査に助手として参加して頂き、十分な知識・技術・経験があると判断すれば担当症例の心臓カテーテル検査はもちろんのこと、経皮的冠動脈形成術(PCI)も術者(1st operator)として担当して頂きます。当院は日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)研修関連施設に認定されております。日本心血管インターベンション学会専門医・指導医のもと、心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術(PCI)等の手技を学び、最終的にCVIT認定医取得を目指すことができます。
  • 不整脈検査
    毎週木曜日、不整脈専門医のもとで電気生理学的検査(EPS)やペースメーカー・植え込み型除細動器(ICD)の植え込みを行っております。担当患者でなくてもこれらの検査、手技に助手として参加し、経験することができます。
  • 心エコー/心電図/ホルター心電図/トレッドミル検査
    これらの臨床検査は循環器診療の診断の核となる検査です。検査は毎日行っており、週1日分の各臨床検査の判読・診断を担当して頂きます。もちろん最初は指導医とともに判読を勉強して頂き、最終的には自立しての判読・診断を目指します。
  • 冠動脈CT(320列)心臓アイソトープ検査
    これらの検査は放射線科と連携して検査しており、基本的に読影・診断は放射線科の先生方にお願いしておりますが、希望があれば検査の見学はもちろんのこと、読影を含めた検査の勉強をすることができます。

週間スケジュール表(一例です)

勤務時間は月曜日から金曜日8:30-17:15です

 午前午後
新入院カンファレンス救急当番
病棟カンファレンス
心臓カテーテル検査心臓カテーテル検査
心エコー、冠動脈CT
心電図、ホルター心電図判読
心臓カテーテル検査
心臓アイソトープ検査
トレッドミル検査
心カテカンファレンス
救急当番冠動脈CT
電気生理学的検査
ペースメーカー・ICD植え込み術
心臓カテーテル検査心臓カテーテル
心カテカンファレンス
土・日

この他、週1日外来診療を担当して頂きます。
カンファレンスは1週間の新入院の患者さんを提示する新入院カンファレンス(心臓血管外科と合同)と入院中の患者さんをディスカッションする病棟カンファレンスに加え、心臓カテーテル検査の見直しおよびストラテジーを検討する心カテカンファレンス(心臓血管外科と合同)を行っています。
エコー、心電図、ホルター心電図等の検査結果の診断が適宜あります。

当院循環器内科の特色

  • 日本循環器学会認定専門医研修施設です
    指導医全員が日本循環器学会専門医です。循環器疾患の症例も豊富であり、当院の研修で専門医取得が可能です。
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設です
    当院はさらに日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)研修関連施設に認定されております。日本心血管インターベンション学会専門医・指導医のもと、心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術(PCI)等の手技を学び、最終的に認定医取得を目指すことができます。平成29年度は心臓カテーテル検査400件、PCI 187件の治療実績があります。
  • 心臓血管外科・血管外科・放射線科と連携したチーム医療
    (心臓大動脈センター)

    3階西病棟において心臓血管外科・血管外科・放射線科と連携したチーム医療を実践しております。当院の心臓血管外科では開設より現在まで約5,000例の手術を手がけ、心臓・胸部大血管手術(人工心肺使用手術)も2,500例を越えています。当院の心臓血管外科は県央・ 湘南エリアで、年間100例以上の心臓・胸部大血管手術を連続15年以上行っている唯一の施設です。また、2010年より、下肢や胸腹部大動脈のステント治療を導入し、積極的に行っています。心臓血管外科との定期的なカンファレンスがあり、お互いの症例をディスカッションしております。
  • 学会発表や論文作成を積極的に支援します
    当院は循環器診療だけではなく、学術的な活動も推奨しています。今までもスタッフだけでなく研修医や後期研修医の先生も日本循環器学会や日本心血管インターベンション治療学会において演題を発表したり、論文作成を行ったりしています。循環器専門医やCVIT認定医取得には学会発表や論文作成が必要とされていますので、全面的にサポートします。
  • 循環器内科当直体制です
    循環器内科単独で当直体制を敷いております(現状では2次輪番日のみ当直体制であり、それ以外はオンコール体制での対応となります)。
  • 若い医師が安心できる循環器診療への第1歩を提供します
    当院では後期研修1年目から指導医の十分なバックアップのもと、病棟および外来で主治医として患者さんを担当して頂きます。しかし1人で診療に当たるわけではなく、重症例などはスタッフ間で支え合いながら診療します。さらに循環器オンコールは必ず2人体制を敷いており、緊急時などは休日・夜間含め1人で心臓カテーテル検査や治療を行うことはありません。若い先生方が安心して診療できる循環器内科医への第1歩を提供します。

当院で取得可能な専門医の例

  • 日本内科学会認定内科専門医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定医

施設認定

  • 日本内科学会教育病院
  • 日本循環器学会循環器専門医研修施設
  • 日本心血管カテーテル治療学会研修関連施設
  • 心臓血管外科専門医認定機構・基幹施設
  • 日本胸部外科学会・指定施設
  • 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設
  • 胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設

脳神経内科

 西湘地域の中核病院として、脳血管障害、免疫性神経疾患、神経変性疾患、末梢神経・筋疾患、炎症・感染性疾患、てんかん、認知症、頭痛など脳神経系疾患全般に対し幅広く診療を行っています。最新の医療機器と医療技術を駆使して、正確な診断と的確な治療を目指しています。脳神経系疾患の診断・治療には、脳神経外科との連携が極めて重要であることから、週5日病棟で合同カンファレンスを行い、外来では脳神経科として同一のブロックで診療しています。
 急性期医療にも積極的に取り組み、脳血管障害等の緊急性の高い疾患には、休日も含め24時間対応しています。またインフォームド・コンセントを通して、常に患者との間に厚い信頼関係を構築し、心優しい医療を実践することを念頭において日常診療に従事しています。

脳神経内科 研修目標

 平塚・湘南地域の中核病院である当院には、緊急を要する脳血管障害や意識障害患者が数多く搬送あるいは紹介受診します。意識障害と言っても脳神経以外の疾患であることも多々あり、他科の疾患も含めた幅広い知識を必要とします。日常診療で高頻度に遭遇するこれらの疾患を数多く経験することは、脳神経内科としても一般内科医としても大切な経験となります。アルテプラーゼによる超急性期血栓溶解療法やそれに続く血管内治療を緊急で行う必要がある場合には24時間体制で行います。
 また、緊急を要する脳血管障害と並んで脳神経内科医にとって重要なことは変性疾患や免疫性疾患など神経難病の診断・治療です。パーキンソン病・ハンチントン病・ジストニアなどのmovement disorders、ALS・脊髄小脳変性症などの変性疾患、多発性硬化症や重症筋無力症をはじめとする免疫性疾患を診断し可能な治療や支援を行うことは脳神経内科医の役割であり、これらには専門的な知識と技術を要します。当院においては、救急医療および神経難病の診療を中心に、認知症や頭痛などの慢性疾患の治療なども経験できます。認知症や頭痛は外来診療で最も高い頻度で遭遇する疾患であり、高齢化が進む現代社会において認知症診療の必要性は益々高まっています。このように幅広い神経疾患の診療に携わり、脳神経内科医としての基礎を築くとともに、興味をもった分野に関しては深く掘り下げ、レベルの高い医療を提供できるよう修練していくことが、後期臨床研修の目標と考えています。

脳神経内科 研修内容

  • 入院診療
    脳神経内科の入院ベッド数は、約20床です。後期臨床研修医師は、脳神経内科のスタッフ医師とペアとなって、8-10名の患者を受け持ちます。
    後期臨床研修には、脳神経内科以外の分野でも、経験すべき症例が数多くあります。従って、入院患者を受け持つ際に、他科と綿密に連携し合い、受け持ち患者を決めるように致します。
  • 外来診療 / 救急診療
    半日を1コマとし、週2コマ脳神経内科外来(紹介および予約外患者)を担当して頂きます。救急診療に関しては、救急スタッフから要請があった場合脳神経外科医師とも分担してon call制で担当して頂きます。困ったらいつでも相談が可能ですので、心配はいりません。
  • 針筋電図、神経・筋生検
    特に件数は決まっていませんが針筋電図は毎週水曜日に枠を設けてスタッフ医師の指導の下で習得します。神経・筋生検に関しては、スタッフ医師の指導の下行い、所見は末梢神経は名古屋大学神経内科、筋は国立病院機構箱根病院に依頼しています。
  • ボトックス
    眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸、上下肢痙縮について施注資格を有するスタッフ医師の監督の下で研修します(希望者は事前に講習を受けて施注資格を取得する必要があります)。
  • カンファレンス
    平日朝8時より週5回脳神経外科との合同カンファレンスを行っています。
  • 学会発表
    日本神経学会、日本内科学会、日本脳卒中学会などの学会で報告を行うよう指導します。

呼吸器内科

 呼吸器疾患に対するより専門的な知識・技能・診療能力を習得し、家庭や社会経済的背景も考慮しながら、患者-医師間の相互信頼を基盤とした医療を進めることができる。

呼吸器内科 研修目標

日本呼吸器学会では学会専門医制度を規定しており、そのなかに研修カリキュラムが定められている。「総論」では、呼吸器の形態・機能・病理生理・疫学・主要症状・身体所見・検査・治療ならびに呼吸不全などに関しての知識・技能の習得が求められている。「各論」では重要各疾患の臨床的経験が要求される。具体的には、
(検査法)
*動脈血ガス分析
*細菌学的検査(グラム染色など)
*各種血清検査(インターフェロンγ遊離試験,感染症抗体価,尿中抗原)
*呼吸機能検査
*画像検査(単純X線写真,CT,PETなど)
以上の検査法の選択理由と結果解釈・読影・臨床判断ができる。
(検査手技および治療手技)
*動脈血採血
*胸腔穿刺
*胸腔ドレナージ
*気管支鏡検査
*気管内挿管
以上の検査・治療手技を主体的に実施できる。
(標準的治療)
*薬物療法(漢方治療含む)
*酸素療法
*リハビリテーション
*人工呼吸管理(NPPV含む)
以上の治療法の内容とその選択理由、期待される効果・予後を理解し患者に説明できる。
(社会資源の利用)
*身体障害者(呼吸器機能障害)手帳制度
*介護保険制度
*特定疾患治療研究事業
*高額療養費制度
以上の認定条件を理解し、書類作成・申請を行うことができる。

呼吸器内科 研修内容

  • 経験すべき主な症状・病態・疾患
    咳嗽・喀痰・血痰・喀血・胸痛・喘鳴・呼吸運動異常・胸部異常陰影・呼吸不全.呼吸器感染症・肺腫瘍・気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患・間質性肺疾患・アレルギー性肺疾患・肺循環障害・胸膜疾患・縦隔疾患など。
  • 入院診療
    呼吸器内科入院患者数は平均25名前後/日である。主治医・担当医・初期研修医の体制で臨床業務をおこなっている。
    入院患者疾患の内訳は、平均して、感染症3割、悪性疾患3割、検査1割、他疾患、の割合である。
  • 呼吸器内科専攻医の1週間(例)
     MonTueWedThurFri午前午後病棟業務病棟業務
    症例気管支鏡検
    討会病棟業務気管支鏡
    病棟業務
    症例検討会病棟業務
    火曜日検討会は、呼吸器内科・アレルギー内科、の合同でおこなっている。
    木曜日検討会は、呼吸器内科・アレルギー内科・呼吸器外科・放射線治療科、の合同でおこなっている。
  • 学術活動
    呼吸器分野の学会に積極的に参加し新しい知識を得る。
    学会や研究会などで適切なプレゼンテーションができる。
    学会で行った研究発表を論文化する。
 午前午後
病棟業務救急当番
病棟カンファレンス
病棟業務心臓カテーテル検査
心エコー、冠動脈CT
心電図、ホルター心電図判読
気管支鏡トレッドミル検査
心カテカンファレンス
気管支鏡冠動脈CT
電気生理学的検査
ペースメーカー・ICD植え込み術
病棟業務心臓カテーテル
心カテカンファレンス

医師・専攻医・研修医の募集