当院について
病院概要
瑠璃光について
「瑠璃光(るりこう)」
工藤甲人 作 1990年(平成2年)
新館の吹抜け2階北壁にある壁面陶板「瑠璃光」は、旧南棟玄関ホールにあったものを移設したもので、陶板横には「瑠璃光はすべての可能性と憧れを示す美しく神秘的な光です。佛教では薬師如来などもこの名でよばれております。」と書かれています。
「うるおいのある病院づくり」の一環として、1990年(平成2年)に平塚市在住であった日本画家の工藤甲人さんに制作を依頼、原画をもとに陶板で作成されました。完成した陶板壁画は旧南棟玄関ホールに飾られることになり、同年10月23日、制作者の工藤さんを招いて除幕式を執り行いました。
当時の資料によれば、画面の上方に描かれている鳥の卵から美しい光が発生している様子を表現したもので、工藤さんは子供のころから鳥の巣の中の卵は希望とその可能性の象徴だった、という。花や鳥などを補足的に配し、自然と詩的幻想を結合させた世界観が表現されています。
また、薬師如来の正式名は薬師瑠璃光如来といい、寿命を延ばし病気を治す仏様として古くから信仰されています。
長年、親しまれていた「瑠璃光」は、2016年(平成28年)に新館2階へ移設、これからも美しい光で患者さんや職員にやすらぎの空間を提供します。