当院について
病院長より
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。山田健一朗前病院長の後任として2024年4月1日付で病院長に就任しました中川基人(もとひと)です。どうぞよろしくお願いいたします。
平塚市民病院は市民の健康を守り、地域医療に貢献することを理念に掲げて日々の診療にあたっています(理念についてもう少し詳しくお知りになりたい方はこちら)。当院診療の特徴としては第一に救急医療が挙げられます。年間約1万台と県内屈指の多数の救急車を受け入れ、ケガや病気で急な治療が必要となった患者さんに昼夜を問わず手術、血管内カテーテル治療、ICUでの集中治療等を受けていただく体制をとっています。また、増加を続けるがんに対しても重点的に取り組んでおり、技術と経験に裏打ちされた手術、抗がん剤、放射線治療の三種の治療手段を有効に組み合わせ、高性能の設備と多職種チームワークによる診療を行い神奈川県がん診療連携指定病院の指定を受けています。さらに、お子さんや妊婦さんに安心して過ごしていただくことができる街でありたいと願い、平塚・中郡の病院では唯一となった小児科および産科の入院診療に十分な力を注いでいます。この他にも新型コロナウィルス感染症等の感染症治療にあたる第2種感染症指定医療機関、災害時に国や県からのDMAT派遣要請に応える地域災害拠点病院としての役割も担っています。そして、次の世代の医療を担う初期臨床研修医の研修の場、医師、薬剤師、看護師等を目指す医療系学生の実習の場として社会に貢献しています。
最近の統計によると平塚地域においては人口増加の傾向が見えてきています。「市民が幸せに暮らすまち」を目指す平塚市において、入院治療・救急医療を必要とする市民に安心してお任せいただくことのできる病院となるよう更に努力していきます。皆様におかれましては引き続き温かい目で見守っていただき、応援をしていただければ幸いです。
令和6年4月1日
病院長 中川 基人