大動脈弁狭窄症

特徴・症状

心臓の出口にある逆流を防ぐための弁(大動脈弁)が年齢とともに硬くなって、開かなくなる(狭窄症)ために、突然死の危険のある病気です。体の血圧が100の時、心臓の中の血圧は180~200にあがってしまいます。この病気は年齢とともに確実に進行し、症状が出てから亡くなるまでの時間は短く、治療を先に延ばせば手遅れになる場合もあります。

大動脈弁狭窄症

正常の大動脈

治療方法

治療は固くなった大動脈弁を切除し、人工弁を入れる治療、または大動脈弁を形成(自分の心臓を包んでいる膜で作った弁を縫い付けて治す手術)します。自己心膜による弁形成では、人工物を使わないため、手術のあとに血液を固まらなくする薬は必要なく、そのための食事の制限もありません。

大動脈弁置換術(機械弁)

大動脈弁置換術(生体弁)

自己心膜による大動脈弁置換術

大動脈弁尖形成手術
心臓の出口にある逆流を防ぐための弁(大動脈弁)が年齢とともに硬くなり、開かなくなる病気(狭窄症)に対して、いままでは人工弁を入れる治療しかありませんでした。
しかし、心臓の出口がもともと狭い方(小柄な女性など)では、16㎜径の最も小さい金属の弁(機械弁)がかろうじて入るかどうかという方も多くいます。機械弁の場合、血液を固まらなくするワーファリンという薬を一生飲み続けなければなりません。また、人工弁はステントという外枠の中に膜がありますので、外枠の分だけ心臓の出口が狭くなり、手術しても狭い状態があまり良くならないこともあります。
自己心膜による弁尖形成術は、大動脈弁狭窄症と閉鎖不全症に対する手術です。自分の心臓を包んでいる膜で作った弁を縫い付けて治す新しい手術です。人工物を使わないため、心臓の出口は最も広くすることが可能です。また、手術のあとに血液を固まらなくする薬は必要なく、そのための食事の制限もありません。

 

 

 

 

 

 

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