地域連携
かかりつけ医からの検査予約について
胃カメラ検査
平塚市民病院での委託検査を予約される先生方へ
胃カメラ検査について
- 当院では毎日2名の医師により胃カメラ検査を施行しています。
- 読影レポートは、後日依頼された先生に郵送いたします。
- 前投薬としてブスコパンを使用していますが、狭心症・心筋梗塞等の心疾患、前立腺肥大・緑内障ではグルカゴンを使用しますので、患者の既往につき情報をお願いいたします。
- 病歴・常用薬等につき診療情報提供書に記載してください。(ワーファリン・パナルジン・バファリン等を服用されていますと生検できない場合があります)
- 経鼻内視鏡検査も依頼可能です。ご希望の場合は、申込書の「経鼻希望」を選択してください。
以上煩雑ではございますが、より安全で確実な検査を行うために上記の事項につきご協力をお願いいたします。
経鼻内視鏡の利点と欠点
口からの胃カメラ(経口)と比べると、鼻からの胃カメラ(経鼻)は苦痛が少ないと言われていますが、下記の経鼻内視鏡の利点・欠点を十分にご理解の上、検査を受けて下さい。
- 経鼻内視鏡の利点
- 嘔吐反射が比較的起こりにくいため、経口に比べると苦痛が少ないとされています。(しかし、個人差があり経口の方が楽と言う人もいます)
検査中に会話が可能です。 - 経鼻内視鏡の欠点
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- 鼻出血をおこすことがあります(3-4%)。ほとんどの場合、鼻の圧迫などで止まりますが、特別な処置を必要とする場合もあります。抗血小板剤、抗凝固剤を服用している方や肝硬変などで出血しやすい方は、鼻出血の危険が増すため経鼻は適しません。鼻出血など鼻のトラブルを起こしやすい方は経口をお勧めします。
- 鼻が狭い場合などスコープが挿入できなかったり、痛みが出ることがあります。経鼻が困難な場合には、経口に切り替えます。
- 処置具を通す穴が小さいため、精密検査や処置を要する場合は経鼻は適しません。検査中、精密検査や処置が必要となった場合は、経口に切り替えます。