地域連携
かかりつけ医からの検査予約について
CTスキャン
平塚市民病院での委託検査を予約される先生方へ
CTスキャン検査について
- 当院は、キヤノン社製320列CT、80列CT(2台)、64列IVR-CTの計4台で検査に対応しています。
- CT検査の必要性について患者さんに説明をお願いいたします。
- 造影剤を使う検査を行う場合には、腎機能の悪化を防ぐために、必ず事前の腎機能評価を行うことにしております。検査前の3ヶ月以内の血清クレアチニン値を紹介状に記載するようにお願いいたします。
- CTは全身の検査が可能ですが不得手な部位もあります。
※頭部については一般的にはMRIの方が優れているとされています。脳血管の評価にCTA(CTアンギオ)は優れていますが、スクリーニングとして行うのであれば、まずはMRA(MRアンギオ)を行うようにしてください。- 甲状腺・表在リンパ節・皮下腫瘤はまずエコーをご利用ください。
- 乳腺のスクリーニングにはマンモグラフィーおよびエコーが有効です。
- 子宮・卵巣・前立腺の検査はMRIをご利用ください。
- 体部CT検査時は、当院の放射線科医が患者さん毎に適切な検査方法(造影剤使用の有無・造影剤の量・注入速度 等)を考え施行いたします。
- 造影剤を使用する場合、稀ですが嘔吐による誤嚥を防ぐため、午前中の検査では朝食を、午後の検査の場合は昼食を抜いてください。糖尿病で血糖コントロールをしている場合は、内服薬やインスリンの使用は状況に応じて指示してください。ただし、ビグアナイド系糖尿病薬を内服中の場合は、検査前後48時間の内服中止をお願いいたします。
- 造影剤による副作用歴のある場合は、造影禁忌、腎機能低下(eGFR <30)や喘息(小児を除く)は原則禁忌となりますので、ご承知おきください。
- 泌尿生殖器の検査の場合は、事前に水を飲んで30分ほどお待ちいただくことがあるので、時間に余裕を持って来院してください。
- 検査結果の読影レポートについては、30分ほどお待ちいただければ当日患者さんにお渡しいたします(申し込みの際に申し出てください)。
- ご依頼の検査時画像を直接ご覧になりたい場合は、お手数ですが申込書の「CD-ROMの希望」欄に記入してください。
以上、煩雑ではございますが、より安全で確実な検査を行うために上記の事項につきご協力をお願いいたします。