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部長・中川医師が第10回ラパヘル研修会を主催します
このたび、日本のヘルニア医療のさらなる発展に貢献するため、平塚市民病院で2008年以降、腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)に携わってきた外科部長・中川基人医師が「第10回日本腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)手技研究集会」を東京で開催することとなりました。平成25年2月に開催した第2回の同研究会に続き、今回は2度目の開催となります。私達は患者さんの術後疼痛軽減や早期社会復帰に役立ちたいと考え「ラパヘル」に積極的に取り組んでおりますが、平塚市民病院外科における診療が全国レベルに照らしても高い水準にあることのあらわれであると自負しています。
~「ラパヘル」ちょっとメモ~
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「腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)」ってどんな手術?
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「 おなかを切らずに“小さな孔”から腹腔鏡を使いヘルニアを修復する手術」をいいます。
手術方法
腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)は、最初に約1.5cmの小さな孔から腹腔鏡を入れておなかの中を観察し、筋肉の開いた穴の位置を正確に診断します。
診断後、穴の周囲を丁寧に剥離し、さらにポリプロピレンでできている網のシートを小さな孔からおなかの中に入れて広げます。
そのシートをおなかの中で筋肉の欠損している穴の部分にあてて閉鎖し、補強する手術です。
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「腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)の利点」って何?
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腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)の利点としては、小さな孔だけを使って行う手術のため、
(1)痛みが少ない。
(2)傷が目立たない。
(3)早期に退院ができる。
という利点があります。
よって、一般の病院で行われている、おなかを切開するヘルニア根治手術などとは大きく違い、手術後にはゴルフやジョギング、畑仕事などの重労働作業が早期に開始できます。
また、痛みが少ない原因が、おなかや筋肉を切開しないからだけではなく、人間の痛覚が少ないところだけを狙い打ちして行う特殊なピンポイント手術であることも、腹腔鏡下ヘルニア手術(ラパヘル)の特徴となっています。
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ヘルニアがご心配の患者様は、当院で毎週月・木曜日の午後にヘルニア外来(予約制)を開設しています。ヘルニアの種類、年齢、全身状態、既往症などにより、患者様と相談しながら患者様が希望されるもっとも良い手術方法を選択しています。いつでもお気軽にご相談下さい。
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