当院は、2025年4月1日に日本胃癌学会認定施設Bに認定されました。
日本胃癌学会では、2023年4月から認定施設制度を発足しており、現時点で、認定施設Aとして149施設、認定施設Bとして299施設が認定されています。
認定には、消化器内視鏡専門医、消化器外科専門医が常勤していることや外科的切除術、内視鏡切除術、化学療法の実績などの要件が定められており、質の高い治療体制を有する病院を対象としています。
当院では、引き続き科を超えて手術・抗がん剤治療・内視鏡治療を組み合わせ患者さんに最善の治療を提供できるよう全力を尽くします。そして、根治度を担保したうえで腹腔鏡・内視鏡切除を含めた低侵襲手術を追求していきます。

〈当院の胃癌治療件数〉
・内視鏡治療
内視鏡治療件数は年々増加しております。健診の異常や腹痛の精査など、受診希望がある際はいつでもご相談ください。
早期発見・的確な内視鏡診断を元に安全に内視鏡治療が行えるよう心がけております。

・胃切除術
低侵襲手術の拡大により、進行胃癌への腹腔鏡手術の適応も拡大しております。当院でも症例に応じて腹腔鏡と開腹を使い分け、腹腔鏡手術の件数は増加傾向です。また切除不能胃癌と診断されても化学療法と手術を組み合わせることで根治治療を目指すことも可能と考えます。
癌の根治性と機能温存、安全で低侵襲な手術を提供できるようこれからも努めて参ります。