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平塚市民病院の病院機能

DPC対象病院としての役割

DPC対象病院とは

DPC対象病院とは、入院の料金について、国が定めた新しい計算方式を導入している病院のことです。
DPC対象病院は全国では1,757病院(令和2年4月)となっており、平塚市民病院も、平成20年4月から指定を受けています。

DPC(Diagnosis Procedure Combination)とは、入院料金を計算する際の国が決めた評価単位のことです。
診療行為ごとに料金を計算する従来の「出来高」とは違い、「定額」を基本に医療費を計算する方法です。その「定額」計算は、入院患者さまの病名や診療内容に応じて、厚生労働省によって定められた定額点数を算定しています。ただし、手術やリハビリテーション、高額な処置などは出来高のまま残りますので、医療費の総額は「出来高」と「定額」の合計となります。

なぜDPCか?
このDPCというのは、医療の標準化と透明化により、医療の「質」「経済性」「マネジメント」を中心に評価が出来るものとして、日本で開発された分類のことを言います。以前のような経済成長が望めない中、日本の社会保障制度改革の一環として、診療報酬の見直しが図られました。
DPCは、膨大な患者情報を日本共通の書式に統一し、膨大なデータを集積・分析することで、根拠に基づいた「科学的かつ健全な」医療提供体制構築に結び付ける目的があります。

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